<職業体験記>スバル(富士重工業)の期間従業員は稼げる?時給は?仕事内容は?8ヶ月間やってみてわかったことまとめ

一目でわかるスバル期間従業員時給まとめ

詳細は後述していますが時間がない人はまとめだけ見てくださいね♪

・月の手取り額280000円~300000円↑
・2年11ヶ月満了金122万円(当時)
・定時は日勤6:00~15:00夜勤15:00~24:00
実働10時間(残業前提)
・日勤と夜勤が週交代制
家賃水光熱費無料(団地の2DK社員寮に二人暮らし)
・朝昼晩食堂でご飯が食べられる(1食500円程度)
・覚えると頭の中を無にして仕事ができる
・昼夜逆転生活が大変
・油っぽくなる
・腰が痛くなる(配属部門による)
・休みの日にすることがない
・身だしなみを気にしなくなる

※2018年当時のことなので現在では異なる点がある場合があります。

1.スバル期間従業員1日の仕事の流れ

6:00仕事開始

タイムカード等はなく班長にあいさつをして出勤となります。

出退勤時の服装はスバルから支給される工場作業着を着るのですが、出勤後その上にヘルメット/ゴーグル/ケプラー手袋/デニム生地のエプロン/安全靴等を着用し完全防備で作業にあたらなければなりません。

着替え込みでこの時間なので5:45には会社に着くようにしていました。
工場内は各班に分かれていて自分の受け持つ部門の集合場所に集まり次第点呼が開始されます。

6:00になったらみんなでラジオ体操をして業務開始です。

8:50頃小休憩(10分程度)

昼休憩の前に10分程度の小休憩があります。この間にトイレに行ったり一服したり各々自由に過ごします。

10分後には作業を再開するので持ち場に戻る時間を考慮しなければなりません。

~11:00休憩(60分)
昼は食堂に行って昼食を食べます。

カレーやラーメン/そば/うどん、日替わり定食など種類は様々。食堂以外に売店などもあるので食の選択肢は豊富にあります。

値段はどれも500程度で安いですがその中でも麺類は特に安かったので食費を浮かせたい人は麺一択です。

~14:00頃小休憩(10分)
昼休憩後の小休憩です。

過ごし方は午前中と同じくトイレに行ったり一服したりなど各自自由に過ごします。

~16:45仕事終了

定時は15:00ですが1時間45分の残業をして夜勤組と交代で業務終了です。

夜勤は日勤より実働時間が少し短く1:30業務終了でした。

2.大変だったこと

私が配属された部門が車のフード(ボンネット)を作る工程だったのですが初めの頃はどのパーツをどこにセットしたらいいのか混乱することが多々ありました。

基本的に機械にパーツをセットしてボタンを押すだけでロボットが勝手に溶接をしてくれるので仕事としては部品をはめるだけなのですが、2車種分でも最初は頭が混乱します。

ひたすら同じ車種のものを作るのではなく都度モニターを見て今回はA次回はBというように微妙にセットする部品が変わってくるので慣れるまでは手こずりました。

慣れてくると次に厄介だったのがライトカーテンという作業員の安全を守るための機構。

溶接をしているロボットはかなりでかいので巻き込まれたりするとただじゃ済みません。

そういった事故を防止するためにロボットの可動域を出た状態でボタンを押さないと溶接が始まらないのですが、気を抜いて作動中に可動域に入るとカーテンが作動してロボットが緊急停止してしまいます。

ただ止まるだけならいいのですがタイミングによってはすぐに復旧せず保全課と呼ばれる方たちに修正してもらわなくてはなりません。

長引くとライン作業自体がストップして全体の生産数が落ちるということにもなりかねないのでかなり神経をすり減らしましたね。

各部門で時たま問題は起きていてあまりにも復旧に時間を要するようだと早上がりなんてこともありました。

続いてボンネットの外側の部分、この部品が重くてデリケートというくせもの。

物自体は大きいですが鉄板は薄くぐにゃぐにゃたわむ。それでいて重いということで雑に扱うと歪みや凹凸ができるので機械にセットするときにいちいちしゃがんでかついでを繰り返さなければなりません。

それを続けて腰が痛くなってしまい単調な作業に嫌気がさしていたのもあって退職することに、、

その他にも週代わりで日勤と夜勤が入れ替わるので生活リズムが乱れるといったことも今思い返すと大変でした。

休日に関しては近隣に何もないので車や電車で温泉に行ったりショッピングモールに行くなどして過ごすほかありません。

お金を使う場所と言ったらキャバクラかドン・キホーテかパチスロという極狭な選択肢のみ。

私は幸い車を持っていたので草津温泉に行ったり頭文字Dの舞台の峠に行くなどして過ごしていました。

あとは見ず知らずの人と1つ屋根の下で共同生活をするというのも心理的にはきつかったです。

各部屋に鍵が付いているのと幸い人柄が良い方で生活するうえでの不満はありませんでしたがやはりプライバシーがないというのはストレスの要因になると思います。

※現在は各社環境が整備され単身寮のところが増えてきているようです。

3.良かったこと

なんといっても給料が良いこれに尽きます。

当時スバルは海外での需要が高まっていたためか残業ありきの勤務形態でした。

それも相まって給料は手取りで平均280000円で多い時には320000円ほどの時もありました。

また、社員寮は家賃/水光熱費が無料と生活する上でかかる費用がほとんどなかったので給料の2/3以上は貯蓄に回せました。

また、雇用契約が2年11か月で満了となりその段階で一旦退職となります。

これは会社都合の退職となるので額面の約6割の失業保険が3ヶ月間支給されます。

それにプラスして満了金として1220000円(当時)がボーナスとして支払われていました。

満了後にはクーリング期間という休みが必要で6ヶ月間は同一の会社で働くことができません。

この期間を失業保険をもらいながら悠々自適に過ごし退職を繰り返すことを俗に期間工ループと呼ぶことも、、

毎月300000円近くもらえて3年に1度6ヶ月の休息がある(何もしてなくても月200000円もらえる)生活があったらループしてしまう気持ちもわかります。

ちなみに私は勤続8か月経過したところで退職したのですが満了金は420000円もらえました。

まとめ

配属される部署は会社側が決めるのでこれは運としか言いようがありません。

場合によっては異動を申し出れば検討してくれるかもしれませんが私はそこまでする熱意はありませんでした。

常に求人は出ているので現在職がなくて困っている方などはチャレンジしてみてもいいかもしれません。

また何か事業をしたくて資金繰りに困っている人なども会社勤めよりはいい給料がもらえるので夢のために飛び込むのもありです。

以上私のスバル期間従業員体験談でした。

誰かのためになれば幸いです♪

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<余談>私が実際に経験した珍事

紹介が終わったところでこんなことあったなー程度に書いていきたいと思います。

 

群馬に出向く当日工場内でその日付けで入社する同期と2日間にわたる研修を受けることに。
隣になったのはThis isチー牛。そんな彼が話しかけてきた「チー:どこから来たんすか?俺は北海道から来てそんな簡単には帰れないんすよねぇ」と少しドヤった態度でこう言った。

だいぶ遠くから来たんですね!俺は埼玉から来ました。

そして研修が始まり中盤を過ぎたころチー牛がなにかぶつくさ言っている。
「チー:マジで意味わからんマジで意味わからんマジで意味わk,,,,」
そして帰り際「マジで意味わからんくないすか?」

はぁ、、、(何が意味わからんのか意味わからん)

2日目彼は姿を現さなかった。多分帰った。

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